基板多重化装置 FOM-3941

マルチチャンネル光ファイバーデジタル

FOM-3941 と FOM-3942 は、いずれもノーテルの Meridian™ M2000 および M3000 シリーズのデジタル電話機に完全な電気的絶縁を提供するものです。FOM-3941はデジタル回線カードに接続し、RJ-11の極性反転を自動的に感知して修正します。デジタル回線カードと電話機の間の双方向の信号は、二重の光ファイバーケーブルで伝送されます。FOM-3942は光ファイバーリンクの絶縁端でデジタル信号を再生し、M2000およびM3000シリーズデジタル電話機を操作するのに十分な電力を供給します。 このモジュールは、電気ノイズの多い場所や、RFシールドされた筐体内外で使用することができます。このモジュールは、光ファイバーが検出されずに盗聴されることがなく、放射もしないので、通信のプライバシーを強化します。光ファイバーケーブルは、インパルスノイズ、クロストーク、EMIによる干渉の影響を受けません。また、グラスファイバーにグランド用の導電路がないため、グランドループやグランドオフセットを発生させる潜在的な問題も排除されます。 さらに、光ファイバーケーブルは、従来の電話線コード配線よりもはるかに長い伝送距離を提供します。ノーテルのMeridian™デジタル電話機は、24ゲージワイヤーでPBXから電話機までの最大距離は458m（1750フィート）に制限されていますが、モジュール上のマルチモードおよびシングルモードの光ファイバーは、距離を2kmまで伸ばすことができます。一般的なリンクは、PBXのFOM-3941と電話機のFOM-3942、その間に二重光ファイバーケーブルで構成されています。