T700は完全なトランスミッターモジュールです。最大4台のHART計器との接続が可能です。それは、測定の質を示すステータス変数を含む測定された変数を生成します。電流シンクと電流ソーシングの両方のHARTトランスミッタに対応しています。
T700には、HART計測器と通信するためのHARTマスターが含まれています。モジュールは計測器から変数を読み取り、これをFOUNDATION Fieldbus (FF)上の動的変数に変換します。4つのAIファンクションブロックがサポートされています。T700はITK 6.12でテストされています。他のファンクション・ブロックもご要望に応じて追加可能です。
プライマリ変数(PV)は継続的に読み込まれ更新されます。HART通信に問題があれば、FF XDエラーアラートで報告されます。
ユニバーサルコマンドがサポートされています。
FFバスからの消費電力は13mAです。 HART計器は別電源です。
コマンドにより、T700はHART計器のためにHARTネットワークをスキャンします。設定は不要です。
HART計器はマルチドロップに事前に設定され、1~16の範囲のアドレスが与えられている必要があります。この場合、消費電力は4mAに制限されます。T700はネットワークスキャンでHARTトランスミッターとの接続を確立します。HART機器が検出されると、主要パラメータが機器から読み取られ、FF側に表示されます。T700 は HART トランスミッタからユニットコード、センサリミット、レンジ値を読み取ります。これらの値は、どのホスト・システムからでも FF で利用できます。
T700 は、測定の品質を示すステータス変数を含む測定変数を生成します。
T700 はモジュール内のアラームフラグをサポートします。ユーザーは、標準設定ツールを使用して、4つのアラームレベルを設定できます。
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