T511は最大4台のModbus機器との接続が可能です。T511は測定の質を示すステータス変数を含む測定変数を生成します。
Profibus DP-V0とDP-V1コンフィギュレーション・サービスをサポートしています。
モジュールは計測器から変数を読み取り、Profibus上のダイナミック変数に変換します。4つのAIファンクション・ブロックがサポートされています。Modbusレジスタの位置とModbus変数のデータ・タイプは簡単に設定できます。
T511はNAMUR NE 107に準拠した診断情報をサポートします。ユーザは4つのNAMURフラグに診断をマッピングする柔軟性があります。
ローパスフィルタリングがサポートされています。
一次変数(PV)は継続的に読み込まれ更新されます。Modbus通信問題はProfibus Diagnosticsメッセージで報告されます。
Modbus機器への物理インターフェースはRS 485です。
T511はチャンネルごとに計測ステータスを含む1つの計測変数をサポートします。各チャンネルは入力/出力データのサイクリック交換のために最大16レジスタのブロックをサポートします。コンフィギュレーションはModbus機器ごとに2、4、8、16、32バイトをサイクリックに読み書きできるように選択できます。最大入力データフレームは236バイトです。
T511はProfibusを通してModbus機器ごとに最大10個のリード/ライト・セットアップ・レジスタへのアクセスをサポートします。
T511はPCからの容易なコンフィギュレーションをサポートします。特別なツールは必要ありません。
アプリケーション
T511は既存のModbus機器をProfibus DPネットワークに統合することを目的としています。例えば、Profibus DPベースのシステムを構築しているシステム・インテグレーターや、計測機器、検出器のメーカーが挙げられます。
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