アキシャル深溝玉軸受は、シャフトワッシャー、ハウジングワッシャー、玉保持器から構成されています。この軸受は、自己保持型ではありません。そのため、ボールケージアセンブリとベアリングプレートは、それぞれ独立して取り付けることができます。平板の他に、静的な角度誤差を補正するために球面ハウジングワッシャを用いたシリーズもあります。これらは通常、ワッシャと組み合わせて使用されます。アキシャル深溝玉軸受には、片面作用型と両面作用型があります。しかし、どちらの設計も高いアキシャル荷重を扱うことができますが、ラジアル荷重をかけることはできません。
アプリケーションの条件に合わせて潤滑剤を選択することは、良い意味でも悪い意味でもサービス寿命に不釣り合いなほど貢献します。このため、潤滑油の技術的・経済的な最適化は、当社のアプリケーションコンサルティングが行う重要な貢献の一つです。
グリースとオイルの重要な特性は、転動体と軌道面を確実に機械的に分離することです。用途によっては、この機能を実現するために特別なタイプのグリースが必要になります。特に以下の特性が機能に影響を与えます。
-使用開始温度と使用温度
-軸受の回転数
-外部環境条件(湿気、汚染、蒸気、ガスなど)。
当社のアプリケーションエンジニアが、お客様の使用条件を分析し、適切な潤滑剤をご提案させていただきます。
---