Fluigent MXは、最大10種類の流体を注入または選択するための双方向11ポート/10ウェイマイクロ流体バルブです。バルブ内は双方向に流れます。このデバイスは、セレクタまたはディストリビュータとして、マルチプレックスまたはデマルチプレックスの目的で使用することができます。
*自動化
自社製ソフトウェアまたはSDKライブラリによる完全自動化
*コンパクト
システムや機械に簡単に組み込むことができます。
*クイック
高速な動作と応答速度
*高精度
低内蔵量
特徴
11ポート/10ポジション
Fluigent M-Xは11ポート/10ポジションのロータリバルブです。中央の流路に1~10の周辺ポートを接続することができ、双方向の流路が形成されます。MXはモーターでローターを駆動します。また、マニホールドと組み合わせることで、1台の圧力ポンプで複数の液体を供給することも可能です。
シーケンシャルインジェクション
最大10液の連続送液が可能です。各ステップはFluigentソフトウェアで自動化することができます。
自動化
当社のソフトウェアでバルブを制御することにより、長時間の実験が可能です。タイムベースプロトコルを作成し、バルブの作動タイミングを設定します。
例1:複数液の連続注入
この応用例では、最大10種類の液体(回路図では4種類)を順次選択し、M-Xによってチップに供給します。チップの出口にあるサンプルは、二方向バルブを使用して、収集管または廃棄物のいずれかに選別することもできます。
例2:サンプルの生成と採取
この応用例では、様々な濃度を含む油滴中の水を発生させるチップに、異なる濃度の目的分子を注入する。
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