白金抵抗温度計、サーミスター、熱電対に対応
• 4チャンネル、白金抵抗温度計・サーミスター・熱電対に対応
• 任意のチャンネルのデータ・フィールドを8つ選択表示
• 最大8,000件の読み値をタイム・スタンプ付きで保存
• バッテリーの連続動作時間8時間
マルチ・チャンネル、バッテリー駆動、優れた確度、様々なタイプのセンサーの読み取りなどの機能、特徴を必要としていて、ただ、スーパー・サーモメーターのような1 ppmの確度までは必要としていないような場合の解決策をご提案します。
入力
チャブ-E4は、4本の異なるセンサーを同時に読み取ることができます。4つのチャンネルのの組み合わせを注文時に以下からお選びください:熱電対4チャンネル、白金抵抗温度計/サーミスター4チャンネル、またはそれぞれから2チャンネルずつ。1529なら、熱電対、白金抵抗温度計、サーミスターの読み取りが一台で可能です。
100Ω、25Ω、または10Ωの白金抵抗温度計の読み取りには、ITS-90、IEC-751(DIN)、またはカレンダー・ヴァン・デューセン(CVD)を用います。代表的な確度は、–100 ℃で±0.004 ℃、100 ℃で±0.009 ℃です。サーミスターは、Steinhart-Hart多項式またはYSI-400で変換され、25 ℃で±0.0025 ℃の確度、0.0001 °の分解能となります。
熱電対入力チャンネルは、B、E、J、K、N、R、S、T、Au-Ptを含む一般的なすべての熱電対タイプを読み取りが可能で、冷接点補償を内部または外部のどちらにするか選択できます。内部冷接点補償を使用した場合、600℃ でのタイプJ 熱電対の確度の代表値は±0.35 ℃です(熱電対を含まず)。(CおよびUタイプ熱電対にも対応可能です。アプリケーション・ノート「Using Fluke Calibration Readouts with Tungsten-Rhenium and other Thermocouples」をダウンロードしてください)。
フルーク・キャリブレーションのミニDWFコネクターを使用すれば、白金抵抗温度計およびサーミスターを1529に簡単に接続できます。このコネクターは、裸線、スペードラグ、ミニ・バナナ・プラグの端子に対応しています。熱電対は標準のコネクターまたはミニ・コネクターで接続してください。測定は毎秒行われ、同時にまたは順次実行できます。高速モードでは、1チャンネル10回/秒で測定します。
ディスプレイ
測定値を℃、°F、K、Ω、mV単位で表示したり、温度分解能を0.01から0.0001まで選択することができるのはもちろん、画面に表示させるデータ・フィールドを、多くの項目から任意で8つ選択することができます。例えば平均、標準偏差、分散などの統計関数や、プローブ・タイプやシリアル番号などのプローブ情報、任意の2チャンネルのT1–T2関数、日付、時間、バッテリー電源のレベルなどのユーティリティ機能などが選択できます。最大10種類の画面構成を保存して、後で簡単に呼び出すこともできます。
正面パネルのボタン1つで簡単なメニューが起ち上がり、内部設定やメモリーの設定など、簡単に行うことができます。プローブ係数、サンプル間隔、通信設定、パスワード設定、その他多くの機能にも簡単にアクセスできます。