放射温度の校正がどこでも可能
• 57 mmの大きな黒体ターゲット
• 基準抵抗温度計用のウエルがあり、接触式の測定も可能
• 小型、軽量
放射温度計を工場のラインで使用している場合も、ハンドヘルドの放射温度計を使用している場合も、その確度をチェックするためには基準となるものが必要です。フルーク・キャリブレーションの9132/9133は安定度の高い平面黒体で、非接触型温度計を–30 °C ~ 500 °Cの範囲で校正することができます。
ターゲットの直径は57 mmで、温度は–30 °C ~ 500 °Cの範囲で0.1 ℃単位で設定することができます。黒体の裏面にはウエルがあり、接触型温度計の校正を行うこともできます。
9132
環境温度よりも高い温度の校正を行う場合は、安定した温度を500 °Cまで提供することができます。加熱、冷却ともに短時間で行えるため、設定温度に到達するまでの待ち時間が短くてすみます。
9133
低温で赤外線放射温度計を校正する場合は、9133 が役に立ちます。この新しい赤外線放射温度計校正器は、固体冷却技術により、通常の環境温度で –30°C (22°F)まで到達します。正面ベゼルの使用しやすい場所にある乾性ガス接合部を使用して、ターゲット上の氷結を回避できます。そのレンジの上限で、9133 は最大 160°C (320°F)までの安定した温度を提供します。
環境温度から上限または下限温度までの加熱および冷却時間が約 15 分と短い 9133 では、短時間で目標温度に到達して、校正を実施できま