FPIのVOC分析装置は、メタン、非メタン、全炭化水素の測定が可能なFIDを採用しており、信頼性の高い正確な測定を継続的に行うことができます。このVOC測定器は、産業排出ガスや都市部の大気ネットワークの測定に利用することができます。
測定原理
装置に注入されたサンプルガスは、「カラム」と呼ばれる分離管にサンプルを運ぶキャリアガスの流れに入ります。様々な成分がカラム内で分離されます。検出器は、カラムを出た成分の量を測定します。未知の濃度のサンプルを測定するには、既知の濃度の標準サンプルを装置に注入します。標準試料のピーク保持時間と面積を被検試料と比較し、濃度を算出します。
特徴とメリット
- 感度
吸着・熱脱着技術を活用した分離効率と信号雑音比の向上
相補的な検出は、最適な感度を得るために連続してFIDとPIDを組み合わせています。
- 応答時間
2Dクロマトグラフィーに基づく同期サンプリングと分離を可能にし、時間を節約します。
精密な温度制御による高速分離・分析
- 信頼性
点火と消滅の安全性を自動的に保護
EFC、EPC制御技術採用
- ユーザーフレンドリー
自動校正とスパンチェック
ソフトウェアによる自動保守・診断
タッチスクリーン
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