背景の干渉を抑えながら、コントラストの高いフィンガーマークを浮かび上がらせる
現在、膨大な量の指紋処理剤があるにもかかわらず、検査官は多くの「難しい」基材に不満を感じています。
多色刷りの高密度パターンの背景、反射性の金属表面、一般的な蛍光指紋処理剤と同じ波長で蛍光を発する基板などは、指紋のイメージングを成功させる妨げとなります。
しかし、fpNATURAL®赤外線蛍光パウダーをまぶすと、干渉が取り除かれ、コントラストの高い指紋が得られます。
植物や鉱物の赤外蛍光特性を利用する
赤外で蛍光を発する素材を探すにあたり、私たちはまず自然からインスピレーションを得て、さまざまな鉱物や植物由来のパウダーを試しました。その結果、シアノフィタとエジプシャンブルーと呼ばれる鮮やかな青色の鉱物顔料をブレンドしたものが良い結果をもたらしました。
植物性蛍光粉体「fpNATURAL® 1
藍藻類(シアノバクテリア)は、その青/緑の色から名前が付けられたバクテリアの一種です。藍藻類は約2,000種あり、理想的な赤外指紋用の粉末を作るために必要な条件をすべて満たしています。
+ 青や赤の照明下で明るい赤外蛍光を発する。
+ 赤外蛍光体であるフィコシアニンとクロロフィルが豊富であること
+ 無毒で、使用・取り扱いが安全で、ゼファーのブラシで簡単に塗布できる
ミネラル顔料ベースの蛍光パウダー「fpNATURAL® 2
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