多関節測定機は、移動式の試験・測定機で、どんな大きさの部品でも簡単に操作でき、従来の3次元測定機では届きにくかった場所でも測定できるのが最大の特徴です。そのため、アームを対象物まで引き上げれば、どんな大きさのものでも3次元測定ができる。
測定アームとは?
従来の測定機では対応できなかった複雑な形状や大きな物体を測定するために開発された、高精度な測定機です。完全に多関節で、形状に関係なく対象物のすべての制御点を測定することができるロボット測定アームは、電子制御された動きと、表面との接触ごとに自動的に結果が記録されるので、同じレベルの精度と速度で他のシステムでは得られないような測定が可能です。また、測定アームは可動式で、測定対象物の大きさに関係なく、測定対象物に引き寄せることができるため、使い勝手が良い。
- 従来の測定器では届きにくかった測定対象物にも、大きな制約を与えず、高い汎用性と使いやすさを実現した、柔軟性の高い測定器です。
- レニショーのコンタクトプローブやクレオンのレーザースキャナーと組み合わせることができます。
- 移動が簡単で、測定対象物のそばに置くことができます。
- 金型、構造物、車体、複合材料、組立品、模型など、さまざまな分野で幅広く使用できる構成になっています。
---