香水やアロマの業界では、粉末状の物質を正確に混合するための満足のいくソリューションはこれまでありませんでした。粉体が固まったり粉塵が発生したりすると、計量ミスやバルブの閉塞などにつながり、生産が頻繁に停止することになります。また、粉塵の排出による作業安全上の問題もあります。
FRICKEシステムはこれまで主に液体用として開発されてきたため、当社の定評ある吐出技術のノウハウを応用した粉体吐出システムをお客様から求められることが多くなっていました。
そこで、FRICKE PD1粉体吐出システムは、特に香水・アロマ業界の粉体用に設計されました。このシステムは4kgの計量器(1mgあたりの溶解量)を装備し、20種類の粉体成分の製造を自動化します。
粉体は容量10リットルの密閉ステンレス容器に収納されます。容器には、様々な粉体の特性に応じて、異なる投与エレメントと攪拌機を装備することができる。これにより、粉体の凝固や粉塵のない処理が可能になり、人員や機械システムが排出ガスにさらされることはありません。
高い精度と結果の再現性は、「PD1」の更なる利点の一つです。また、バッチ管理システムにおける効率性と問題のないソフトウェア統合は、FRICKEドージングシステムの典型的な特長です。
ちなみに:製品名の「1」という数字は、さらなる粉体定量供給システムの登場を予感させます。さらに大きな重量範囲に対応するバージョン「PD2」がすでに開発されています。
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