屋外用モーターアクチュエータは、保護等級IP54のアルミニウム製ハウジング(図1)または保護等級IP65のステンレススチール製ハウジング(図2〜4)に収納されています。どちらのハウジングもモジュール式で、コンタクタ、モータ保護スイッチ、制御・信号用接点などの制御機器と、端子台に接続された配線が含まれています。モータアクチュエータのモジュール設計により、機械式または電気式のインターロック、キーインターロックシステム、「現場/遠隔操作」などのお客様固有の要求を実現することが可能です。屋外用アクチュエータは、害虫の侵入を防ぐためにハウジングを換気し、サーモスタットで加熱制御します。手動による非常時の操作には、かさ歯車が使用されています。回転方向の変更は、スイッチにつながる作動ロッドで簡単に行えるため、かさ歯車の変位による回転方向の変更はもう必要ありません。このため、電気的な接続は同じですが、クランクが角型カウンターピースに固定される前に、必然的にモーター回路は切断されます。南京錠がヒンジで固定できる装置により、手動式非常操作装置の不正な操作やカバーの開放を防止しています。
---