多様なビジネス要件にこたえる柔軟性と、データ保護を実現する抜群の信頼性を提供する第五世代のハイブリッドストレージシステム。導入コストを抑えたエントリークラスのモデルから、ハイエンド領域で使用されていた技術が惜しみなく投入されたミッドレンジクラスのモデルまで、最大限の選択肢を提供し、幅広い業務用途をカバーします。
注)ETERNUS DX60 S5, DX500 S5 ハイブリッドストレージシステムは2023年3月31日に、ETERNUS DX100 S5, DX200 S5は2024年3月31日に販売終息しました。本製品の後継製品は以下となります。
・ミッションクリティカル用途:ETERNUS DX series
・仮想化、ファイル用途:ETERNUS AX series、ETERNUS HX series
・ブロック用途:ETERNUS AB series、ETERNUS HB series
「ハイブリッド」が可能にするストレージ・リソース活用の最適化
ETERNUS DX100 S5/DX200 S5ではコントローラー内蔵のDRAMに加えて、SSDをキャッシュとして利用することにより、低いコストでアクセス性能の向上を実現。また、ETERNUS DX600 S5/DX900 S5では、コントローラー内にNVMeインターフェースで直結されたフラッシュモジュールを二次キャッシュとして活用することで、レスポンスネックとなりやすいディスクアクセスを減らし、処理の高速化を実現。
QoS(Quality of Service)機能により、負荷変動の影響を他のアプリケーションに与えず、安定したパフォーマンスを保つことが可能。
異種ドライブ混在環境で、データのアクセス頻度を検出し、設定したポリシーに応じてドライブ間でデータ再配置を行うストレージ自動階層制御をサポート。
容量を仮想化するシン・プロビジョニング機能により、大容量として利用しながら、導入するディスク数を抑制し、投資の最適化を実現。
ETERNUS DX200 S5/DX500 S5/DX600 S5では、インライン方式の重複排除・圧縮機能を搭載し、格納容量を大幅に削減。
エンタープライズ・ストレージとしての機能を実装
筐体内部ではフルボリュームの高速コピーをはじめ、更新データの差分コピー機能やスナップショット機能などの業務影響を最小限に抑えたバックアップの4方式をサポート。
筐体間コピーをサポートし、遠隔地バックアップによる災害対策が可能。Storage Clusterの適用時はアップサイトへの切り替え処理を行わず継続アクセスが可能(注1)。
複数台に及ぶストレージ環境を統合的に一元管理するETERNUS SF Storage Cruiserをはじめ、複雑化しがちなシステム運用の核となるソフトウェアをご用意。
設計構築段階から運用に至るまでをウィザードでの設定やダッシュボード形式の監視を直感的なGUIで提供。
ETERNUS DX搭載のSSD/HDDなどが3年間の標準保証期間と最大10年間の保守(注2)を提供。
あらゆる用途をカバーする柔軟性
仮想化プラットフォームVMware vSphereのディスクストレージシステム向けAPI「VAAI(vStorage APIs for Array Integration)」のサポートにより、VMware環境のシステム性能を向上。
Windows/Linux/UNIXの各種OSをサポートし、富士通製サーバのみならず、各社サーバの接続が可能。SAN接続用にFC、iSCSI、NAS接続用にEthernetの多様なインターフェースをサポート。