SAN環境においてストレージ間における長距離データバックアップ、高速データ転送を備えたエクステンションスイッチ。
ファイバチャネルよりも転送可能距離が長く、万が一の災害時やさまざまなシステムトラブル時においても確実なデータ保全をめざす、複数の主要都市に事業所を置く企業やデータセンターなどに適しています。
こうした大規模なストレージネットワークを構築する上で注目されているエクステンションスイッチより、この度「Brocade 7810」を販売開始しました。
Brocade 7810 エクステンションスイッチとは
FCの転送速度が32Gbit/sに向上し、従来モデル(Brocade 7800)の4倍の高速通信を実現
FCIP機能(SANの遠隔地接続を実現する機能)を搭載しており、SANのデータ転送プロトコルであるファイバチャネルのデータをIPパケットに変換し、長距離転送を実現します。
IPパケットの転送についても、従来モデルでは1Gbit/s接続のみ対応でしたが、Brocade 7810では10Gbit/s接続にも対応し、更なる高速通信を実現しました。
プロトコル変換を行ったデータの通信は、既存のWANを利用でき導入コストの低減も行えます。
更に、IP Extension機能(IPストレージ間トラフィックを集約し、WAN 経由の長距離通信を実現する機能)も搭載しており、IPストレージとの接続もサポートします。
Brocade 7810は、高度な圧縮技術、帯域制御の機能で、より高速に安全なデータ転送を実現
遅延影響を受ける環境やパケットロスが発生した場面でも、より高速にデータ転送をすることができます。また、暗号化機能が実装されているため、安全なデータ転送を実現しています。