- 低圧シーンに対応した独自の一次規格を採用
- 圧力校正範囲:0.001Pa~44kPa
- 代表的な不確かさ ± 0.005 % 読み + 0.02 Pa
- 世界中の国立・認定試験所で使用されています。
- 2017年新バージョンの発売が決定
世界中の研究所で使用されているFurness Controls Reference Standard (FRS4)は、質量および線形測定によって国家標準に直接トレーサブルな高分解能低圧標準器です。ゲージ圧と差圧の両方を校正するための金字塔的存在です。そのユニークな設計により、競合する機器が不確かさを感じ始める範囲の非常に低い圧力レベルで、高いレベルの精度を実現します。
標準化された圧力を作り出すには、関係する物理的なコンポーネントの測定基準について正確な知識が必要です。FRS4は、質量と寸法が正確に把握されたピストン、高精度のデジタル天秤、精密なコントロール・ユニット上で調整された空気流を使用しています。これらのコンポーネントにより、FRS4は、キャパシタンス・ダイアフラムゲージ、低圧トランスミッターやトランスデューサーなど、多くの機器の校正に使用する正確な差圧を発生させることができます。
精密な施工
ピストンはパラレログラムサスペンションシステムによりシリンダーの中央に吊り下げられており、いずれも熱膨張係数の小さいニッケル鉄合金であるインバーから精密加工されています。このため、室温での面積膨張係数は約4ppmとなっています。
ユーザーフレンドリー
圧力天秤FRS4を補完するために、コントロールユニットFCS476を使用し、PCから自動圧力制御を行うことができます。
---