リニア位置センサ 1356

ロータリー非接触式誘導型

デュアル出力ポジションセンサーは、金属製アクティベーターの直線または回転位置を正確かつ繰り返し測定するユニークな非接触型センサーです。センサーの出力特性は、2つのセンサーキャビティ内で動くアクティベーターの形状や材質によって決まり、その位置に応じた信号を出力します。 ギル社の誘導技術を用いたこの位置センサーは、軽量、コンパクトで耐久性があり、多様な取り付け、配線オプションにより、簡単な統合と取り付けを提供します。 デュアルキャビティポジションセンサーのアナログ出力は、アクティベーターが存在しない場合の出力レベルである2.5Vを中心に左右対称に変化します。この2.5Vは「出力基準電圧」と呼ばれ、この基準電圧からの変動の性質と程度は、アクチベータの設計と材料に依存します。この変位計は、リニアな応答でフルスケールの出力を得るために、標準として、検出孔の移動量30～50mmに適合しています。 2つの検出穴は、それぞれ逆の効果を持ちます。プラス側の穴にアクチベーターが入ると2.5Vからレベルが上がり、マイナス側の穴には2.5Vからレベルが下がります。この配置は非常に柔軟で、多くのアプリケーションに適した応答特性を得ることができます。必要な場合には良好な直線性を得ることができ、また、様々なタイプの非線形挙動を生成することも可能である。線形動作の場合、アクティベータのアームは通常テーパー状で対称的な形状をしています。 通常の公差であれば、ユニット間の再現性は非常に安定しています。