ステーター

連続型ヘアピンの利点は、大きな内径でスロットの多いコイルの生産を経済的に実現できる点です。この工法では、別途製造したワイヤユニットをステータの中に取り付けます。これにより、小さな断面積のワイヤも扱いやすく、複雑で手間のかかる接続作業も不要です。GROBでは波巻の組立ラインにフラット巻きを採用しています。 革新的な曲げ技術が、非常に高い柔軟性と多様なバリエーションを実現します。平角線を使った成形済みコイルセグメント（いわゆるヘアピン）を使用し、自動化を進めたこの工法では充填率の非常に高い高品質ステータを生産できます。 コイル挿入方式の利点は実証された技術だということです。消費者向け製品の製造から自動車産業まで、あらゆるサイズ、あらゆる性能クラスのモーターに応用できます。 GROBではコイル挿入ステーターに以下2つの製法を採用しています。 フライヤー式 軸回し式 ノズル巻工法は高度な技術で、丸線を使った他励ローターなどに使用されています。この工法の利点は、ローターの使用期間全体を通して安定した性能を保証できる点と、銅線パックを介した制御が可能な点です。