導電率・温度測定用プロセッサー携帯型測定器
GRYF 156は、マイクロプロセッサーで制御された電池駆動の測定器です。この測定器は、溶液の比導電率や温度を測定するために設計されています。人間工学に基づいた形状で片手での操作が可能なため、実験室だけでなく、現場での作業や業務にも適しています。本機の操作は、PCと同様の4つのボタンで行います:up、down、esc、enter。 マルチファンクションディスプレイ(LCD)には、すべての測定変数やその他の付随するデータ、メッセージが明確に表示されます。主な測定値はディスプレイ上に表示され、副次的に付随する温度も表示されます。
特性
導電率測定機能には、自動温度補正(ATC)が装備されています。つまり、導電率測定時に、結果の表示値の計算に使用する温度も同時に測定されます。自動温度補正機能はオフにすることができます。
導電率の測定には、5つのレンジすべてで正確な測定を可能にする温度センサーを内蔵した4線式導電率セルが標準的に使用されています。導電率の温度補正は、0~3%/℃の範囲で測定サンプルの既知の温度依存性、または天然水のEN27888で示された依存性に応じて選択できます。
デバイスに電圧出力が装備されている場合、測定データを他のデバイス(例えばレコーダー)に転送することができます。
デバイスは9V電池で駆動します。電圧の低下は "Bat "メッセージで表示されます。自動シャットダウンは5分に設定されています。
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