あらかじめ定義されたIPアドレスにより、コンソールモジュールとコンピュータモジュールを、既存のネットワークインフラを介して1対1で接続して使用することができます。KVM-over-IP製品ファミリーの中で、異なるエクステンダーのバリエーションは、互いに互換性があります。
KVM-over-IPエクステンダーは、追加のコントロールユニットControlCenter-IPを使用して、マトリックスモードで動作させることができます。これにより、LANインフラ内での信号の分配や共有が可能になります。
IPベースのネットワークで最大10Gbit/sの伝送が可能
VisionXS-IP-DP-UHRエクステンダーは、G&DのKVM-over-IP技術を用いて信号を伝送します。信号は圧縮された状態で、IPベースのネットワークのレイヤー3(1Gbit/s~10Gbit/s)を介して伝送されます。
エクステンダーは以下の信号を伝送します。
ディスプレイポート1.2a
画像データはロスレスビデオ品質で処理され、ピクセルパーフェクトで、非常に優れたハンドアイコーディネーションを実現します。可能な画像解像度は、25MPixel/sから600MPixel/sまでのピクセルレートに対応しています。
キーボード/マウス(USB)
エンベデッド・オーディオ
USB HIDジェネリック
オーディオアナログ (オプション)
RS232およびRS422(オプション
柔軟性を高める帯域幅管理
手動での帯域管理により、幅広い帯域要求や実際に必要な映像設定に柔軟に対応した伝送が可能です。
伝送路の二重化機能(フィーチャーキーによるオプション
伝送路の冗長化を実現するために、ハードウェアを追加する必要はありません。その代わりに、機器(コンソールやコンピューターモジュール)には、この機能の準備がされています。この機能は、ソフトウェア・フィーチャー・キーを使って、後からでも有効にすることができます。ファイバータイプでは、追加の冗長モジュール(SFPトランシーバー・ファイバー)が利用可能です。
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