KVM-over-IP エクステンダシステム DP-Vision-IP は、以下の信号を拡張します。
DisplayPort 1.1a
キーボード/マウス(USBおよびPS/2)
オーディオ+RS232
USB HID 汎用
DisplayPort 1.1aの画像データをピクセル単位で完璧に、しかも手際よく処理することができます。最大可能な画像解像度は、25MPixel/sから300MPixel/sまでのピクセルレートに対応します。
信号の伝送は、CATケーブルや光ファイバー、IPベースのネットワーク(レイヤー3)を用いて圧縮された形で行われ、ネットワークの境界を越えても伝送されます。DP-Vision-IPシステムは、コンピューター・モジュール(送信機)とコンソール・モジュール(受信機)で構成され、コンピューターからのリモート・オペレーションを容易にします。
手動で帯域を管理することにより、幅広い帯域幅の要件に対応することができます。ビデオ、キーボード、マウス、コントロールデータはAES-128で暗号化されています。
動作原理
DP-Vision-IPシリーズのエクステンダーは、G&DのKVM-over-IP™技術を使用して信号を伝送します。伝送は、ギガビットイーサネット(OSIモデル、レイヤ3)上のIPネットワークをベースにしています。デバイスには、データ転送、WebIF、設定、監視、SNMP、アップデート用のネットワーク・インターフェイスが搭載されています。また、データ転送に加えて、上記の機能を提供する管理ネットワークインターフェイスも装備しています。
監視には、DP-Vision-IPは、G&Dの実績ある監視技術とSNMP技術を採用しています。システムの設定は、WebインターフェースまたはOSDを介して行うことができます。あらかじめ定義されたIPアドレスにより、コンソールモジュールとコンピューターモジュールの両方でプラグ&プレイがサポートされます。そのため、既存のネットワークインフラやCATケーブル、光ファイバーを1:1接続で使用することができ、モジュールの運用をより簡単に行うことができます。
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