ControlCenter-IPは、従来のIPエクステンダーシステムのポイント・ツー・ポイント接続に加え、接続されたすべてのコンピューターとコンソールモジュールのスイッチングを可能にし、使いやすさと柔軟性を拡張します。
G&Dは、従来のControlCenterシリーズの機能を取り入れ、KVM-over-IPマトリックスに統合しました。その結果、ControlCenter-IPは、両者の長所を兼ね備えています。
これには、広範なユーザーと権利の管理による基本的な管理も含まれます。また、マルチモニターワークステーションを直感的に操作できるCrossDisplay-Switchingに、モニタリング、シナリオスイッチ、プッシュゲットによる最適な連携やビデオウォールの組み込みなど、コントロールルームに役立つ人気の機能を多数搭載しています。G&DのIP機器は相互に互換性があり、お客様側のシステムの最適化、拡張がいつでも可能です。
ControlCenter-IPは、G&DのVision-IPシリーズに様々なマトリクス機能を追加したものです。これらの機能では、信号の伝送にG&DのKVM-over-IPを使用しています。転送は、標準的なIPベースのネットワーク(OSIレイヤーモデル3)およびイーサネットを経由して圧縮された状態で行われます。帯域管理を行うことで、様々な帯域幅の要求に合わせた転送が可能です。伝送距離はほぼ無制限で、2つのアクティブなネットワークコンポーネントをCATケーブルで最大100mまで、またはオプションで光ファイバーケーブル(機種により最大10km)で相互に接続することが可能です。
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