光学式酸素計(気液両用) K1100/K1200
- JIS B 8224:2016(ボイラ給水及びボイラ水-試験方法)準拠
従来の隔膜式溶存酸素計(DO計)と比較して、高精度かつ高速応答な溶存酸素測定(DO測定)を可能にした光学式DOセンサーを搭載。
ハイパフォーマンスでありながら、メンテナンスの負担が非常に小さい点が好評です。溶存酸素測定(DO測定)だけでなく、気相中の酸素測定も可能。
主な特長
・ 溶存酸素(DO)測定精度:±0.8ppb
・ 校正頻度:1回/年、蛍光スポット寿命:約1年
・ 防水構造:IP66
・ 耐放射線モデルK1200も用意
・ 世界の発電所における納入実績多数
測定方式
【蛍光式酸素センサーの概要】
蛍光の消光現象(クエンチング現象)を応用した測定方式です。
左図のように、蛍光スポットの蛍光体に青励起光を照射すると、赤い蛍光を放ちます。この時、蛍光の減衰時間はサンプル中の溶存酸素濃度によって変調しますが(消光現象)、酸素濃度が高くなるに従って減衰時間が早くなります。この現象を利用することで、蛍光強度を計測することにより酸素濃度が定量できます。