高速性が求められるライトシート顕微鏡法においては、従来、広い視野と高速な読み出しを両立することは非常に困難でした。
ORCA-Lightningは、121フレーム/秒という高速読み出しを、4608画素×2592画素の圧倒的な広視野で実現する科学計測用CMOSカメラです。ライトシート読み出しモードを用いた場合、従来カメラと同じ画素数(2048画素×2048画素)で約6倍の読み出し速度を実現します。
ライトシート顕微鏡法でこれまでにないイメージングを。
科学計測用カメラの情報を掲載する当社の特集サイトです。
カメラの種類や性能は多岐に渡るため、各アプリケーションに応じてベストなカメラを選定することが重要です。
カメラの性能を十分に理解し、選定いただくための技術情報やシミュレーションツールを始め、実際のアプリケーションでの利用例も掲載しています。
ライトシート顕微鏡に用いられるカメラは高速性が重要視され、速い読み出しが求められています。そして、読み出し速度を上げた画像では取り込みに得られる入射光量が少なくなるため、S/Nの高い画像を求めようとするとカメラの読み出しノイズを低く抑える必要があります。ORCA-Lightningは、従来CMOSカメラと同程度の読み出しノイズを維持しながら、約6倍の読み出し速度で画像を取得できます。
また、インターフェースとして「CoaXPress」を採用し、PCへの高速データ取り込みの最適化により、高速での画像取得を実現しています。