微弱光領域(フォトン数が少ない領域)の観察においては、画像のS/N のさらなる改善が最大の課題となっています。QEの向上は大切なアプローチでは有りますが、それ以外にS/Nを改善する方法はないのでしょうか?
浜松ホトニクスでは読み出しノイズの低減に着目し、微弱光領域においても高いS/N が得られるセンサを弊社独自に開発しました。科学計測用カメラのフロントランナーとして、ユニークな視点で新時代を切り開きます。低ノイズ・高画質 第3 世代Gen Ⅲ sCMOS カメラORCA-Fusion の誕生です。
特集サイト
科学計測用カメラの情報を掲載する当社の特集サイトです。
カメラの種類や性能は多岐に渡るため、各アプリケーションに応じてベストなカメラを選定することが重要です。
カメラの性能を十分に理解し、選定いただくための技術情報やシミュレーションツールを始め、実際のアプリケーションでの利用例も掲載しています。
特長
• 低読み出しノイズ: 0.7 electrons rms
• 高画質: DSNU 0.3 electrons rms/PRNU 0.06 % rms (7500 electron 時)
• 高速読み出し: 89.1フレーム (2304×2304) / 100 フレーム/ 秒 (2304×2048)
• 広視野: 2304×2304 画素(5.3 M 画素) 対角21.176 mm の広視野センサ
• 高解像度: ピクセルサイズ 6.5 μm
• 紫外や近赤外における 高い量子効率
ライトシート読み出しモード【特許登録済み】
ライトシート読み出しモードは、ライトシート顕微鏡画像のS/Nを改善するsCMOSカメラの読み出し方法です。
ライトシート読み出しモードの原理や特長について詳しくはこちらをご覧ください。