赤外高感度、なめらかな分光感度特性
縦長画素 (14 × 200 µm)の受光部を採用した高感度CMOSリニアイメージセンサです。なめらかな分光感度特性を特長としています。また、従来品 (S11639-11)と比較して、近赤外域 (λ=830 nm)において約2倍の感度を実現しています。5 V単一電源で動作するため、安価な分光器に適しています。
■特長
・画素サイズ: 14 × 200 μm
・有効画素数: 2004, 両端10画素: 光学的黒
・有効受光面長: 28.056 mm
・高感度: 1800 V/(lx·s)
・全画素同時蓄積
・蓄積時間の可変機能付き (電子シャッタ機能)
・5 V単一電源動作
・タイミング発生回路を内蔵し、スタートパルスとクロックパルスだけで動作
・ビデオデータレート: 10 MHz max.
仕様
• タイプ : 高感度タイプ
• イメージサイズ : 28.672 x 0.200 mm
• 有効画素数 : 2004 x 1 pixels
• 画素サイズ : 14 x 200 μm
• 感度波長範囲 : 400~1050 nm
• ラインレート max. : 4672 ライン/s
• 冷却 : 非冷却
• 窓材 : ARコート付硼珪酸ガラス
• パッケージ : LCP
• 測定条件 : 指定のない場合はTyp. Ta=25 ℃, Vdd=5 V, V(CLK)=V(ST)=5 V, f(CLK)=10 MHz