自動クリーム分離機 MILKOTUNE series

MILKOTUNE（ミルクチューン）は、ミルクスキミングセパレーターの後に連続してインライン処理を行うミルク標準化用ユニットです。HAUS社が乳業界のために設計したもので、特にミルクとクリームの脂肪分を調整するためのものです。牛乳の標準化の目的は、市場や規制の要求に応じて正確に脂肪分を含む牛乳を生産することです。MILKOTUNEは、牛乳中の脂肪分の最終的な値を得るために、脱脂乳にどれだけのクリームを加える必要があるかを検出し、必要なクリームの量を正確に投与することで、長期的に高い節約効果をもたらします。さらに、セパレーターで処理されるクリームの脂肪分を設定し、安定させることができます。 ミルクチューンには自動流量装置が搭載されており、流量の変動を補正してセパレーターの安定運転を実現しています。脱脂乳とクリームの流量と密度を測定する二重の計測器が設置されており、生乳の品質や分離のスキミング効率に変動があっても、実際の脂肪濃度を把握し、正確な標準化を可能にしています。MILKOTUNEは、セパレーターの固形物排出作業を考慮し、油分の計算を一定にして高精度な運転を行います。 MILKOTUNEの動作モード設定は、複数の作業目的に応じて選択することができます。 標準化モード：脱脂乳にクリームを加えることで、必要な脂肪分の牛乳を得る。 スキミングモード：セパレーターで処理されたクリームに含まれる脂肪分を調整します。 セパレーションオンリーモード：セパレーターの後にユニットを通過させて作業するモード。