タイプePRAX®の特許取得済み電動油圧駆動装置では、両方の駆動技術の利点が組み合わされて、高性能で即座に接続可能なユニットとして一体化されています。油圧式であるためパワフルで長寿命であり、統合型構造になっているため外部のオイルラインを必要としません。回転数制御は各軸について個別にePRAX®ドライブレギュレータを介して行われます。プレスブレーキ専用に最適化されたこの駆動装置では、一時的に蓄えられた落下エネルギーをリターンストローク用に的確に利用することで、極めて高い動的性能と大幅なエネルギー節約が同時に実現しています。ePRAX® maxは現行のドイツ労働災害防止規程 (略称: UVV) に適合しており、型式審査証明書No. 13005を取得済みです。
技術データ
機械あたりの定格動力: 1,100~1,700 kN (ePRAX® maxを2つ使用)
急速度: 最大230 mm/s
位置決め精度: 5 µm
動作ストローク: 280 mm (標準)