正確な計測のために校正は欠かせません。したがってアンプの校正ユニットには最高精度のものが求められます。PC制御のK148校正ユニットは校正試験において最大の安全性と信頼性をもたらします。
最高の精度と直線性:K148校正ユニットは、フルブリッジストレインゲージの擬似信号を発生させ、1~8チャンネルのアンプの校正を行います。5つの計測範囲はそれぞれ10のステップを持ち、±0.2 mV/Vから最大±100 mV/Vまでの225 Hzから4.8 kHzのDC搬送波アンプの校正を行います。校正ユニットは完全なブリッジバランスを持ち、高い精度と0.0025%の直線性を持ちます。(DC、搬送波600 Hz以上では、0.01%)
PC接続による操作の安全性: K148校正ユニットのアドバンテージは、その高い精度だけではありません。PCに接続し操作を行えるので、時間を節約し、安全性を向上させます。USB、もしくはRS232インターフェースによりコントロールされ、完全に自動で校正を行います。さらに、PCに直接校正ステップを設定でき、校正されるアンプのデータを安全に収集します。
もう一つの大きな利点は、多くのアンプを含むシステムの素早い校正が可能だということです。チャンネルと校正ステップは、検証と校正が最小の時間で行われるように設定されます。
K148の電源はUSBを通して供給されますので、コンセント、電源コード、ACアダプタなどは一切ありません。少ないケーブルで、すっきりと校正を行うことが可能です。
さらにK148は、手動操作もとても簡単です。シンプルなデザインのパネルに分かりやすくボタンが配置され、直感的な操作が可能です。
そして、非常に小型で軽量ですので、限られたスペースにも設置でき、クオータブリッジ・ストレインゲージアンプ用のHBM K800校正ユニットに積み重ねることができます。