TIM-EC(EtherCAT)/TIM-PN(PROFINET)
ダイナミックに変化するトルクと回転速度信号を、EtherCATやPROFINETネットワークに統合できるインタフェースモジュール
フィールドバス用インタフェースモジュール TIM-EC(EtherCAT)/TIM-PN(PROFINET):
フィールドバス用インタフェースモジュールTIM-EC/TIM-PNはダイナミックなトルク計測アプリケーションにおいて、トルクおよび回転速度信号の高速なフルデジタル転送が行え、テストベンチの自動化やシステム制御を可能にします。2チャンネルのデジタル入力アンプとして、計測値をPROFINETとEtherCATの両ネットワークに同時に転送することも可能です。
HBM 定義での精度クラス: 0.01
バスサイクル時間: 最大 4 kHz (PROFINET)、または 20 kHz (EtherCAT)
EtherCATへの接続:インタフェースモジュールTIM-EC は、いま話題のフィールドバスEtherCATにトルクと回転速度信号をデジタル転送できるデジタル通信ユニットです。電気、エンジンルームやトランスミッション、ポンプ、コンプレッサーなどのテストベンチで要求される高アウトプット、高帯域のリアルタイムデータ通信をサポートします。シミュレーションにも適しており、、試作品がない開発の初期段階でも仮想モデルを使ったベンチ試験をサポートします。グループ遅延がわずかなため、制御ループの実行には大きなメリットとなります。
PROFINETへの接続:インタフェースモジュールTIM-PNは、PROFINETネットワークに回転角や応力と同様、トルクと回転速度信号をデジタル転送できる強力なツールです。最大4kHzのサイクルタイムでリアルタイムRT Class1ならびにRT Class3(IRT)をサポートし、電動モータ、燃焼機関、ギヤ、ポンプ、およびコンプレッサーなどのテストベンチでの利用に適しています。
高精度
データ転送精度:0.01 %
デュアルレンジ: フル/パーシャル両レンジでの直線性
フィールドバス側の最高サンプリングレートをサポートできる高ダイナミック特性(PROFINET:最大4 kHz、EtherCAT:最大20 kHz)
計測レンジ別の容量設定により極めて高い計測精度を確保
簡単接続/操作
計測プロセスの診断
Webサーバ内蔵
追加ソフトウェア不要で設定が簡単、システム統合が速やかに完了
柔軟性
カップラ機能によりトルクと回転速度を同時に異なるフィールドバス(PROFINETおよびEtherCAT)に転送可能
トルク信号:TMC(トルク計測値通信)用インタフェース搭載、周波数信号の入力が可能
回転速度信号:HBMのトルクセンサの回転速度計測システム内蔵、外付け回転速度エンコーダも接続可
高信頼性、高分解能な計測データ