基材表面を溶融塩浴電解化し、硫化鉄層を形成することで、耐焼付き性を向上させ、潤滑被膜の密着性を強化する。この層は自己潤滑性に優れている。
処理パラメーター
SULF BT処理は、190±5℃(374±40°F)の温度で行われる。
備考
焼戻し温度の低い熱処理鋼でも処理可能、
特に場合焼入れ鋼。
注意事項
SULF BTは、クロム含有量が12%を超える鋼材には適さない。
小型/中型/大型シリーズ
金属部品
ISO規格
使用例
- 表面硬化およびケース硬化ギヤ
- カムシャフト
- エンジンライニング
- ボールジョイント
- プッシュロッド
- デフサテライト
- デフ・スパイダー
- ユニバーサルジョイント
- シャフトとブッシュ
- ギアボックスフォーク
- ギアボックス・スペーサーリング
- ステアリングスクリュー
- ラック-ニューマチックハンマーピストン
- ギアボックス用ストップワッシャー
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