機械とシステムはフィールドバスカプラでリンクできます。これにより、異なる制御世界間でのデータ交換が可能になります。複雑なCPU間通信を省くことができます。フィールドバスによっては、GSD、GSDML、EDSのようなデバイス記述ファイルを介して統合が行われます。
PN/PNカプラを使えば、2つのPROFINETネットワークをシンプルに接続できます。PN/PNカプラは2つのPROFINETコントローラ間のデータ伝送を可能にします。PROFINET IOデバイスが両方のPROFINETネットワーク側にあります。一方のネットワーク側で受信した入力データは、もう一方のネットワーク側で出力データとして利用できます。IO データ転送はライブで行われ、追加の処理ブロックなしで可能な限り迅速に行われます。
転送される IO データの最大サイズは 1024 バイトです。1バイトのIOモジュール用に最大16スロット、最大128バイトまで利用可能です。
データレコード転送」機能により、最大 4096 バイトの大容量データも、FIFO の原理を使ってマシン間で交換できます。データレコード転送は、標準 PLC 処理ブロックを使用します。PLC エンジニアリングツールへの組み込みは、GSDML ファイルによって可能です。
最大 1024 バイトの I / O データの交換
最大4096バイトのデータレコード転送
冗長電源
ネットのガルバニック分離
GSDMLファイルによるコンフィギュレーションのみで、追加のソフトウェアは不要
バスシステムに障害が発生した場合、反対側に影響を及ぼさない
一般情報
納品範囲電源プラグ付きPN/PNカプラ
寸法(DxWxH)32.5 x 58.5 x 76 mm
重量約135g
ステータス表示
ファンクションステータス9 LED
イーサネットステータス8 LED
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