触媒コア定量用水平炉/MSシステム
CATLAB-FBは、最高温度1000℃までの触媒コア試料を分析するためのファーネスと質量分析計を組み合わせたシステムで、マルチストリームのガス/ベーパフロー制御と、供給ガスと下流ガスの両方の質量分析が可能です。
触媒
TDP/TPO/TPR
パルス化学吸着
触媒のスクリーニング
分散測定
吸着等温線
反応研究
炉内には、最適な熱精度を実現するためにベッド内熱電対を備えた水平石英リアクターチューブが設置されており、標準的な内径は26 mm、中央のホットゾーンは150 mmです。炉の温度設定は、50℃から1000℃まで、20℃/分の昇温速度でプログラム可能です。このシステムには、0.1~10L/分の流量で選択可能な最大12本のマスフロー制御ガスストリームが搭載されており、腐食性のフィードガスにも対応しています。
また、反応器に吸着剤を注入するためのパルス化学吸着(PCS)モードや、PCSモードと連続フローモードの両方で蒸気反応の特性評価を可能にする蒸気供給システムもオプションで用意されています。すべてのシステム要素は、統合された制御プログラムからプログラム可能で、質量分析計のデータ取得、データ表示、データ解釈も可能です。
また、お客様が提供するファーネスをCATLAB-FBのセットアップに組み込むことも可能です。
空冷機能を備えた高速応答の低熱質量ファーネス
1~20℃/分の昇温速度で最高1000℃まで昇温可能
ハイデン独自の交換可能な触媒カートリッジシステム
密着型のホットゾーン発生種プローブとダイレクトQICインレットによる500ms以下の応答性
触媒の温度を直接測定する「インベッド」熱電対
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