ホットディスクセンサはほとんどの測定シナリオに対応できますが、ホットストリップセンサは異形サンプルや限られたサイズのサンプル、例えば長方形のスラブや正方形断面のロッドに対応できます。異方性サンプルに関しては、ホットストリップセンサは二軸材料の3D熱伝導率テンソルの解析に使用できますが、ホットディスクセンサは一軸材料の面内および面貫通熱伝導率の解析に限定されます。
400℃までの異形サンプルや限られたサイズのサンプルに対応
等方性、異方性、スラブ、一次元、構造プローブ測定用のカプトン絶縁Hot Strip™センサーの製品レンジは、-253°C(20 K)から300°C(真空または無酸素環境では400°C)までの動作温度で、以下の表に画像と詳細寸法を示します:
すべてのカプトン絶縁ホットストリップセンサは、付属ケーブルの有無にかかわらず入手可能です。標準のポリマークラッドケーブルは-20 °Cから+50 °Cの温度範囲で使用でき、シリコンクラッドケーブルは-60 °Cから+180 °Cの広い範囲で使用できます。極低温用には、細径のシリコンクラッドケーブルがあります。ケーブルなしのセンサーは、300 °C(真空または無酸素環境では400 °C)まで使用可能な専用センサーホルダーに取り付けることができます。
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