ユニモーティブのモデルシリーズは、自動車産業での用途向けに特別に設計されています。この温度制御システムは、腐食防止機能(Glysantin®など)を備えた水-エチレングリコール混合液で-45℃まで運転できるように設計されています。代表的な応用分野は、自動車部品や機能部品の温度シミュレーション、材料試験、温度に依存する応力・荷重試験です。オプションの「流量制御キューブ」を使用すると、正確な流量測定と制御が可能になります。
ユニモーティブの温度制御ユニットは、品質管理、バッテリー試験、トランスミッションおよびベアリング試験、空調および真空チャンバーの温度制御、校正作業など、再現可能な温度を確保するためのテストベンチへの組み込みに最適です。
ユニモーティブのモデルは、高精度で再現性の高い結果を実現する独自の熱力学的特性を備えています。また、実績のあるユニスタット技術により、ユニモーティブユニットの加熱・冷却時間の最短化と温度制御精度の最大化を実現しています。ユニモーティブの全モデルは、便利なメニューナビゲーションを備えた5.7インチのカラータッチスクリーンディスプレイで操作できます。
モデルバリエーション「GL」(グリーンライン)は、自然冷媒である二酸化炭素CO2を使用するため、合成冷媒を使用するユニットに代わる、100%環境に優しい冷媒です。二酸化炭素(R744としても知られる)は空気の天然成分で、19世紀から冷凍技術に使用されています。CO2はオゾン層破壊係数(ODP=0)ゼロ、地球温暖化係数(GWP=1)無視できるほど小さく、不燃性、無毒性で化学的に不活性です。
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