Fibercoreのトリプルクラッドドープファイバーは、ファイバーレーザーや高出力CATV・テレコムアンプ用に設計されています。独自のトリプルクラッド構造は、八角形のモード混合ポンプガイドを円形の外側クラッド内に封じ込めるように設計されており、八角形の外側領域を持つファイバーに伴う低い接続損失と低い接続変動が可能になります。また、この3重クラッド構造は、クラッドコーティング界面でのポンプ光の量を減らし、コーティングの信頼性を高めるためのモード閉じ込め構造を追加しています。
Fibercoreのトリプルクラッドエルビウム/イッテルビウムドープファイバー(TC1500Y)は、シングルモードの高出力CATVおよび通信用アンプファイバーとして設計されています。TC1500Y(6/125)HDは、モードフィールド径(MFD)を小さくし、1W前後の出力信号で高い効率レベルを実現しています。TC1500Y(11/125)HDは、出力信号電力5W以上用に設計されています。
TC1060Y(10/125)0.08HDは、パルスおよびCWファイバレーザー用に設計されたイッテルビウムドープファイバです。光ダークニングの影響を避けるために組成を最適化し、長寿命と高信頼性を確保しています。
代表的な用途
高出力エルビウム添加ファイバーアンプ (EDFAs)
イッテルビウム/エルビウムドープファイバーアンプ(YEDFA)
ファイバーレーザー
光検出と測距 (LIDAR)
ケーブルテレビ (CATV)
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