画期的な研究プロジェクトにより、排水のグリット除去技術が進歩
エクセター大学との2年間の研究プロジェクトにより、積層トレイの設計が最適化され、当社の排水・雨水流体力学的分離技術に新たな性能向上の可能性が開かれました。
当社の製品開発チームとエクセター大学は、当社のコア技術である廃水グリット除去技術の性能を最適化するための画期的な2年間の研究プロジェクトを完了させました。
最適化手法と数値流体力学(CFD)を組み合わせたこのプロジェクトでは、従来のエンジニアリング手法では実現が困難または不可能であった流体力学的固体除去コンポーネントの新しい設計を導き出すことができたのです。
この研究は、英国政府のイノベーション機関であるInnovate UKの支援を受けた知識移転パートナーシップ(KTP)の一環で、2019年7月に開始され、2021年9月まで実施されたものです。これは、当社の製品開発チームとエクセター大学がCFDの分野で長年にわたって行ってきた協力関係の上に成り立っています。
このプロジェクトの中核は、廃水中の高濃度の浮遊物を除去する積層トレイの最適化であり、性能向上とメンテナンス要件の低減を主目的としていました。
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