生体液の安全な廃棄
生物学ラボにおいて、生体廃液の吸引や回収、その後の廃棄には真空システムが広く使用されています。ラボでは一般に、真空フラスコをチューブ経由でウォータージェットポンプに接続した「自作式」システムが見られます。しかし、このような自作式システムには重大な欠点がいくつかあります。フラスコを空にする作業は面倒で手間がかかるほか、接続したパスツールピペットが破損して作業者がけがをする恐れもあります。最も重大なのは、液体やエアロゾルによって多くの場合真空ソースが汚染されることです。
INTEGRAでは、はるかに安全で使いやすい選択肢として、 VACUSAFE吸引システムを開発しました。VACUSAFEはコンパクトな一体型のラボ用真空ポンプで、生体廃液を安全かつ効率的に回収し封じ込めることができます。最大限の安全性を確保するため、VACUSAFEは、真空ソース保護機能、飛散防止ボトル、ボトルを所定の位置に保持する固定スタンドを装備しています。