メディア準備装置 MEDIACLAVE 30

メディア準備装置 - MEDIACLAVE 30 - IBS - INTEGRA Biosciences
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寒天培地の調製は、現在のラボではルーチン作業となっています。一般的なワークフローは、フラスコ内で成分を溶解させ、その後オートクレーブで滅菌するというものです。しかし、この工程にはいくつかの欠点があります。 第一に、作業手順が多いため培地調製に非常に時間がかかります。第二に、通常は滅菌温度を1つの基準容器内で制御するため、熱への暴露がサンプル間で異なる場合があります。さらに不都合なことに、滅菌工程中は、ボトル内の寒天培地を均一に保つための攪拌ができません。最後に、培地を分注温度まで冷却させるのに非常に時間がかかるため、培地が長時間高温に暴露されます。結果として、寒天培地の無菌状態が損なわれる可能性があります。 INTEGRA では、こうした欠点を排除した専用の培地滅菌装置を開発しました。MEDIACLAVEを使用すると、培地の調製と滅菌を1回の手順で実行でき、大幅な時間短縮になります。寒天培地の温度は、工程全体を通して精密にモニター・制御されます。常に攪拌することでバッチ全体の温度を均一に保ち、効率的な平板熱交換器によって急速冷却します。こうしたすべての機能によって培地が過度に熱に暴露されないようにするため、無菌状態が維持されます。 MEDIACLAVEの製品ラインナップでは、1~30 Lの培養培地の高速調製および穏やかな調製が可能です。滅菌工程中に温度、時間および圧力を精密に制御・モニターし、一定した高品質を確保します。 MEDIACLAVEは、複数の独立した圧力・温度モニタリングシステムを備えており、ユーザーや作業環境に対して最高の安全基準を保証します。容器のフタには、他のすべての電子モニタリングシステムが故障した場合に備えて、自律的な過圧安全弁とバーストディスクが付いています。 1) 添加ポート 2) 過圧安全弁 3) 分注ポート 4) 温度プローブPt1000 強力な加熱素子により培地の高速処理が可能です。これにより熱応力を最小化し、培養培地の高い無菌状態を確保します。圧力と温度を制御した状態で脱気することで、容器内の飽和蒸気を確保します。 効率的な平板熱交換器によって急速冷却が可能です。冷却水系と滅菌チャンバーを分離することで、冷却水による培養培地の汚染を防止します。 1) 標準モード:加熱、滅菌および冷却から分注温度まで。 2) チョコレートアガーモード:最初の滅菌段階後、血液を加えて培地を再度加熱します。 速度調整と反転方向が可能な、強力な大型マグネティックスターラーにより、広い粘性範囲について均一な培地調製が行えます。Pt-1000温度プローブと工程パラメータのマイクロプロセッサ制御により、再現性が高く完全な培養培地の滅菌が可能です。

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MEDIACLAVE
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*価格には税、配送費、関税また設置・作動のオプションに関する全ての追加費用は含まれておりません。表示価格は、国、原材料のレート、為替相場により変動することがあります。