新しい C シリーズは、3Dビジョン環境におけるEnsenso のすべての利点を兼ね備えています。デジタルツインも、ついに色を区別できるようになりました。操作がシンプルでデザインはよりコンパクトになっていますが、体積の大きいアプリケーションではその高い Z 精度や、強化されたプロジェクターの光出力が活躍します。加えて、統一されたハウジングにより3D製品ラインナップ上位モデルの中でも高いコスト効率を実現しています。
レディメイドモデル
あらゆる動作距離ですぐに使用できる
ベースライン (ステレオカメラの距離。S:240 mm、M:455 mm) と焦点距離を変更した様々なモデルバリエーションがあり、多様なアプリケーションシナリオに対応します。ステレオおよび RGB カメラの座標系は、相互に完全に校正されます。さらに、パターンプロジェクターを含むすべてのレンズは、該当するモデルの視野と動作距離に工場出荷時にプリセットされるので、取り扱いが簡単で、すぐに使い始められます。
完全統合された RGB センサー
カラービジョンはプリビレッジではなく、望まれるクオリティ
追加されたRGB センサーは、正確な色情報で 3D 点群を補うテクスチャデータを生成し、リアルな 3D 画像を実現します。このため、色付きの物体をそれ以降のプロセスで区別しやすくなります。
コンパクトで丈夫
角や縁のない、完全に密封されたハウジング
きわめてコンパクトなデザインで、C シリーズのすべての内部部品は IP65/67 に従いあらゆる外的要因から保護され、振動や衝撃への耐性も強化されています。
200 W のプロジェクター
困難な状況でも 3D 高解像度を発揮
C シリーズの最適化された新設計により、最大 200 W の出力でプロジェクターを高い効率で動作させることができます。この結果、新しいFlexView3パターンの輝度が非常に高くなり、遠距離でも対象物のパターンコントラストが向上しました。
Z ノイズ < 0.1 mm
長距離からも再現可能な精度
大型ベースラインと小さな視野を持つ M モデル (455 mm) は、物体との距離 1 m で再現可能な Z 精度 0.1 mm を達成します。最適なハウジングデザインにより、温度による奥行値の偏差を最小限にまで抑えています (例:30 cm の距離、10°C の温度変化で 0.075 mm の偏差)。