この触覚センサーは、ワークピースの表面を測定することにより、ワークピースの位置、またはそのコンポーネントや個々のパーツを決定するために使用されます。それぞれの場合において、決定された偏差に従ってプログラムの連続部分がシフトされます。
センサー・シフトは、任意の量の個々のポイント、溶接プログラムのセクション全体、またはプログラム全体の補正に適用できます。アーク・シーム・センシングとの組み合わせも可能です。制御システムは、位置変化に応じて、プログラムのシフト、回転、傾斜をサポートします。
ガスノズル自体がセンサーとして使用されます。これにより、複雑なワークや狭いスペースでも、ワークの基準面上で必要な検索ステップを実行し、溶接継ぎ目の位置を決定することができます。ガスノズルがワークピースに接触するとすぐにガスが排出され、ロボットは直ちに停止します。この排出は制御盤の各センサーボードによりオンラインで記録され、その後ロボットは次の検索ドライブに移動します。
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