RV 10 デジタルはIKAロータリーエバポレータRV10シリーズの中では最も中心的なモデルになります。各モデル共通のヒーティングバス、スペースをとらない縦型ガラスセット、種々の安全機能にデジタルの利便性が加わります。計算されつくしたバスの特殊形状は加熱時間を短縮し、1600 cm²の表面積を持つ冷却管は冷却効率を上げ、たったこれだけのことで高価なエバポレータを凌駕するパフォーマンスを発揮します。加えて、""スムーススタート"" ""ナスフラスコ回転方向にインターバル反転"" ""タイマー""など日々の実験にお役に立てる機能も満載しています。 そして最も重要な安全面の機能について5つ紹介します。電動リフト採用により、停電時の”自動リフトアップ ”機能を搭載し、ナスフラスコをヒーティングバスから出すことで溶媒の過加熱を防止。バス側では安全限界温度の設定を可能にし、通常使用の温度設定とは別に、これ以上は絶対に加熱しないというリミットを設定できます。空焚き防止機能。ガラス部分の破損防止のためのリフト高の下限設定ガイド。最後はユーザー様の選択になりますが、もしものガラス破損に有効なコートタイプガラスセットも準備しております。RV10デジタルはRS232端子を装備し、""labworldsoft""を利用したPCによる遠隔操作・制御が可能です。この時ヒーティングバスには赤外線通信でRV10本体からリモート操作します。