IKO ボールスプラインGは、外筒がスプライン軸上を無限直線運動する直動案内機器です。鋼球が2条列に配置され軌道と4点で接触する構造のため、方向や大きさが変動する負荷荷重や複合荷量が作用する用途でも安定した高い精度と剛性が得られます。また、そのシンプルな構造により極めてコンパクトなボールスプラインです。
CルーブボールスプラインGは、高加減速運転という過酷な使用条件を強いられる半導体・液晶関連製造装置などで、圧倒的なシェアを誇るIKOボールスプラインGに、潤滑部品Cルーブを内蔵することで、長期メンテナンスフリーを実現し、装置の給油機構の削減によるシステム全体でのコスト削減や、給油工数の削減によるランニングコストの低減が可能です。
Cルーブ内の潤滑油が長期間にわたって潤滑性能を維持するので、わずらわしい潤滑管理の工数を低減します。