鉄鋼生産におけるスラグの自動検出 - SLAG-DETECT
鉄鋼生産における赤外線サーモグラフィによる非接触スラグ検出
- 優れた画像解像度でタッピングとデスラギング工程を明確に視覚化
- 鉄鋼とスラグを正確に区別
- タッピングエンドの自動検出機能
- システムPCまたはデータサーバーへのデータ再投稿を総合的に調整可能
- プロセス制御システムに統合するための各種インターフェース
高い検出信頼性を誇るLW赤外線カメラ付きスラグ検出システム
鉄鋼生産プロセスにおける鋼鉄とスラグは、赤外線スペクトル範囲における放射物理学に関して異なる特徴を有しています。そのため、赤外線カメラにより、両材料のどちらが現在の出鋼の主成分であるか、転炉または電気炉から排出される脱スラグ流がどちらであるかを、非接触でリアルタイムに判断することが可能です。この目的のため、鉄鋼製造の関連プロセスは、長波長赤外域(8 ... 12)µmの感度範囲を持つ赤外線カメラで常時監視されています。この波長域では、鋼鉄とスラグ間のコントラストが最も高くなるため、材料の検出において最高の選択性が得られます。
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