課題
各試験軸に対して求められる性能範囲を達成するためには、アクチュエータとサーボバルブは、正しいサイズで設定されなければなりません。様々な試験において、動的荷重や変位、試験振動数、比速度等、異なる性能が求められます。サーボバルブの種類とサイズは、要求事項に従って設定された性能レベルにおいて良好な制御精度を得るために重要な役割を担っています。従って、どの試験システムの設計においてもサーボバルブはキーとなる部品です。
インストロンのソリューション
インストロンでは、広範囲の試験アプリケーションに対応し、Hydropulsリニアおよびロータリーアクチュエータに適合する、毎分5リットルから2400リットルまでのサーボバルブのラインナップを用意しています。
毎分60リットルまでについては、機械的かつ電気的フィードバックの各種2段サーボバルブを、インストロンの仕様に従ってご提供しています。単一のアクチュエータに4基のバルブを設置できるマニホールドが用意されており、アクチュエータ1基あたり毎分250リットルまでの高応答性能を達成できます。