空気圧作動式グリップは、繊維、ワイヤー、シート、ホイル、フィルム、テキスタイル、プラスチック、ゴムといった幅広い試験片をカバーし、幅広い材料を効率的につかむことが可能です。つかみ圧とフェースの開閉スピード調整機能により、 幅広いアプリケーションに対応するので理想的なソリューションです。 さらには、 2712-04x と 2712-05x グリップは 使いやすさのための多くの特徴があります。特にグリップフェースの交換がすばやく行える点 、オペレータの安全性や再現性の向上のために、オプションのフェースシールドや 試験片センタリングデバイスをご使用いただくことも可能です。
操作原理
空気圧作動式グリップはグリップ本体内の空気圧シリンダーがデュアルレバーアームを駆動し、試験片を掴みます。 つかみ圧は流入空気圧を調整することで制御でき、試験中に試験片の厚みが変化しても 一定に保たれます。 空気圧式グリップは、フットスイッチもしくはもしくはグリップと一体化としているスイッチで(ほぼすべてのモデルで対応)操作できるので、 手締めのグリップに比べより素早く簡単に試験を行うことが可能です。
適応範囲
荷重の種類: 引張試験、静的試験、引張の繰り返し試験 ※ 高サイクルの疲労試験には適しておりません。
試験片の材料: プラスチック、金属、テキスタイル、紙、薄板、ホイル、ワイヤー、フィルム、単繊維
試験片の形状: 円形又はフラットなダンベル型、短冊形