治具は2つのローラーで構成され、回転可能なアダプタにより試験機に接続されます。これにより、荷重が加わるとすぐ治具と試験片のアライメントがとれ、治具の中心と荷重の中心が一致します。クロスヘッドが移動することにより試験片を引張り、剥離試験を行います。
治具には2つの異なるバージョンがあります。1つはASTMD3167に、もう1つはISO4578、EN2243-2、EN1464規格に準拠しています。規格は非常に似ていますが、指定された剥離面積寸法とローラーベアリングの直径には若干の違いがあります。差異は少ないですが、試験結果にばらつきが生じるおそれがあります。