比抵抗計SYSCAL R1 Plusは、中層探査用に設計された抵抗計です。電源、最大200Wまたは1200Vppの出力電圧の送信機、2チャンネルの受信機を1つのユニットにまとめ、そのコンパクトさから集中的な抵抗率調査に有効なツールとなっています。
スイッチカードの違いにより、24電極(Switch-24)から72電極(Switch-72)までを扱うことができます。イメージング・アプリケーションのために、アイリス・インスツルメンツは様々な標準ヘビーデューティ・マルチコア・ケーブル(5トレース-10m、10トレース-5m、10トレース-10m)を提案します。また、特殊なアレイや非標準的なアプリケーションのために、カスタマイズされたケーブルを組み立てることもできます。
測定シーケンスは、機器のインターフェースまたはPCソフトウェアElectre Pro(Syscalに付属)を使って設定できます。Electre Proを使えば、現場に行く前に、2D、3D、ダウンホール、ロールロングのシーケンスを作成して問い合わせることができ、データ収集の潜在的なエラーを最小限に抑えることができます。測定されたデータは、PCソフトウェア(Prosys II、Syscalに付属)を使ってダウンロードし、インバージョンの前に処理することができます。
測定はマイクロプロセッサーによって完全に自動化されており、自動自己電位補正、自動測距、信号増強のためのデジタルスタッキング、手順に問題があった場合のエラー表示などが行われます。内部メモリには、強度、電圧、抵抗率、IP チャージ率、幾何学的パラメータ、ステーション番号などの情報をすべて保存できます。シリアルリンクにより、マイクロコンピュータにデータを転送して、データのプロットや解釈を行うことができます。
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