Numis Polyの装置は、深度150mまでの浅い地下水を直接検知する磁気共鳴サウンディング(MRS)システムです。
- NUMISPolyは、モジュール式のマルチチャンネルMRS装置で、ユニットの重量が25kg以下に設計されているため、持ち運びが可能です。
- 送信ユニットがラーモア周波数のパルスを発生させ、受信ユニット(最大4台)がフィルタリング、増幅、アナログ・デジタル変換を経て、MRS信号とノイズを測定します。
- PCコンピュータは、生データを受信し、処理、表示、保存(時系列を含む)を行い、さらなる解釈を行います。
- 2台のDC/DCコンバータは、150m四方のループ(全長600m)に通電するために、最大調査深度150mに必要です。1台のコンバータでは横方向の時定数(T2*)のみを測定しますが,2台のコンバータでは横方向と縦方向の時定数(T1)を測定します。T1はT2*よりも優れた透磁率の推定値を提供します - 低緯度の磁界では2つのチューニングユニットを使用する必要があります(150m四方のループでは31 000 nT以下、100m四方のループでは37 000 nT以下の地球磁場の場合)が、中・高緯度では1つのチューニングユニットのみが必要です。
- 受信機2~4は、遠隔地での参照目的(S/N比向上)や2D取得に使用可能
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