遠心ポンプ MX series

化学製品磁気駆動式据え置き型

MXシリーズは、最も過酷な使用条件に対応するプラスチック製マグネットポンプで、最新の設計です。MXは、カーボンベアリングを装着することで、短時間のドライ運転が可能になります。また、従来から定評のある非接触方式やスピンドル前後支持方式に加え、新開発の「自己放射構造」（PAT.）により、多少のキャビテーションや吐出弁閉状態での運転にも耐えることができるようになりました。これにより、より高い効率を実現しています。MXシリーズは、表面処理工程におけるフィルタリング、スプレー、洗浄、エッチングなど、さまざまな生産工程での使用を強く推奨します。 2分割渦巻ケーシング MXシリーズは、樹脂マグネットポンプとして初めて、ポンプケーシングを前部ケーシングと後部ケーシングに分割して渦室を形成することを理想形としています。そのため、インペラから出た液体がポンプケーシングに戻る内部リーク現象を極力抑え、液体を効率よく吐出口へ導き、総合効率を高めています。 自己放熱構造（特許出願中） インペラとマグネットカプセルの固定部に設けた熱分散孔により、スピンドルやベアリング周辺の液体を強制的に循環させることで、摺動による発熱を効果的に低減することができます。そのため、熱変形や溶融を防止することができます。