自己放熱構造
インペラとマグネットカプセルの固定部に設けた熱分散孔から、スピンドルとベアリングの間に液体を加圧循環させ、摩擦熱の伝達を低減し、熱変形を防止する構造です。
無接点構造
駆動用マグネットと従動用マグネットの配置を工夫し、ドライ運転時でもマグネットカプセル部の背面スラスト接触を強い磁界で制限しています。その結果、発熱を大幅に抑え、液体の循環を維持することができます。(MX-70、100を除く)
2分割されたボリュートケーシング
MXシリーズは、樹脂製マグネットポンプとして初めて、ポンプケーシングを前部ケーシングと後部ケーシングに分割し、渦室を形成する理想的な形状を採用しています。そのため、内部リークを最小限に抑え、総合的な水力効率を高めています。(MX-70、400、505を除く)
堅牢な構造
フロントケーシング、リアケーシングなどの応力軸受部をすべてリブで補強し、ポンプの耐圧性、機械的強度を向上させました。
軸受は従来の圧入による固定だけでなく、マグネットカプセルの奥にあるアバット部とインペラーの後端部で挟み込み、高温下での信頼性を向上させました。(MX-70,100を除く)
MX-402(H)、403(H)、505型:抜け防止ロックピンを採用し、より安定した固定が可能です。
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